血液検査結果の数値の見方

健康診断の血液検査の結果を見る時、自分の数値が基準値の中に入っているか気になるものです。

ほとんどの項目が略語のアルファベットで書かれているので、何を説明しているのかわかりにくくなっています。

AST、ALT、LDH、ALP、γ-GTPなどはほとんどが肝臓のダメージの程度を示す検査で、気にしている人は多いと思います。他にT-Bilなども肝臓に関係が深く、黄疸の症状を測定します。

γ-GTPはお酒を良く飲む人が気にする項目です。飲酒の影響が数値に現れやすく、数値が高い場合は禁酒で改善できる項目です。

BUN、CREは腎臓に関係する項目で、脱水などでも影響されます。

T-CHO、LDL-CHO、HDL-CHOはコレステロールのことで、TGは中性脂肪を表しています。

T-CHOは総コレステロールのことですが総コレステロールの数値が高めでも、善玉コレステロールのHDLの高めなら問題はありません。悪玉であるLDLが高い場合は問題です。

TGの中性脂肪が高いと善玉のHDLが低く、悪玉のLDLが高くなる傾向があります。

GLU、HbA1cは血液中のブドウ糖の濃度を示し糖尿病を調べます。

GLUは一般的には食事の影響を受けるため、空腹時に採決して検査します。

HbA1cは食事の影響を受けずに、過去1~2ヶ月間の血糖値の平均を反映します・

UAは尿酸で7mg/dlを越えると痛風の危険因子となります。アルコールの過剰摂取、過食などでも数値が上がります。

WBC、RBC、Hb、Ht、PLTは血球を表し、WBCは白血球で身体のどこかに炎症があると数値が上昇します。

RBC、Hb、Ht、は赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットのことで、数値が低いと貧血で、高いと多血と考えられます。

PLTは血小板で血管に損傷があった時に固まって止血する役割があります。

血液検査の数値が基準値の範囲を越えるようならば、「これぐらい大丈夫」と放置しないで医師の診察を受けて下さい。生活習慣病は自覚症状がほとんどないままに、病態が悪化していることがあります。早期発見に越したことはありません。

また、血液検査の数値は個人によって差があります。他の人と比べるのではなく、定期的な検査で自分の数値の変化を知ることが大事です。